免疫抑制療法 [ATG & CsA]
□やったこと
・輸血(血小板10単位)・輸血(赤血球2単位)・グラン(G-CSF 11)
先日のHLA検査の結果、骨髄移植ができないことが判りました。
ですので、免疫抑制療法が次の治療の候補となります。
再生不良性貧血(AA)は、原因がよく分かっていないのですが、
AA患者は、ある自己抗体が増殖していることが多いとのことで、
免疫抑制療法が奏効することが多いとのことです。
(しっかり理解できていないので、うまく説明できません。)
ATGという製剤(サイモグロブリン)を、
点滴で12時間かけて5日間投与するそうです。
あわせてCsA(シクロスポリン:製剤名ネオーラル)を、
血中濃度が一定の範囲となる様に服用します。
ネオーラルは数ヶ月にわたり服用する様です。
この免疫抑制療法の効果は、人それぞれですが、
入院中は3ヶ月程度で効果の有無を見極めていきます。
ですので治療は2、3ヶ月の月日を要すことになります。
退院の目標は9月ということになりそうです。
本日の血液検査結果を掲載しておきます。
採血日 | 06/06 | 単位 | 下限 | 上限 |
WBC | 0.5 | x10^3/ul | 4.0 | 9.0 |
Hgb | 6.6 | g/ul | 12.0 | 18.0 |
PLT | 0.6 | x10^4/ul | 18.0 | 42.0 |
3つの値とも、かなり低レベルになっています。
グランは効果がなさそうなので、輸血頼みですね・・・。
〜この記事は2011/09/22に作成したものです〜
参考リンク難病情報センター 再生不良性貧血(医療従事者向け)
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